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赤い高粱 あらすじ ノーベル文学賞 [本]

2012年のノーベル文学賞を受賞した中国の莫言氏の代表作「赤い高粱」のあらすじです。

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ちなみに「赤い高粱」を映画化した「紅いコーリャン」は1988年ベルリン国際映画祭で金熊
賞を受賞した。




*<あらすじ>********************************

「赤い高粱」はどろどろとした昼ドラのような物語です。

 高粱は実が赤く、収穫の時期になると、高粱畑は血のように真っ赤に染まります。
その真っ赤に染まった高粱畑を背景とした物語です。

祖母・戴鳳蓮の結婚相手は、大金持ちの酒造小屋の息子でした。
婚礼の輿を担いでいた逞しい青年が、輿の前に立ちはだかった追いはぎを高粱
畑に捻じ伏せました。 婚礼の日に、真っ赤な高粱畑を血に染めた事件がおきました。

結婚後、戴鳳蓮が初めて実家に帰る途中で、婚礼の際に彼女の輿を担いでいた青年
に真っ赤な高粱畑に連れ込まれて強姦されてしまいます。

祖母が実家から婚家に戻ってみると夫親子は青年によって殺害されていた。


戴鳳蓮は亡くなった主人の酒造小屋を相続して切り盛りし、彼女の元に青年が杜氏と
してやってきて、やがて彼女の愛人となります。この二人が、主人公の祖父母で、二人
の子が父の豆官です。
                                    

父が14才のとき、日本軍がこの一族の地で暴れるようになります。
盗賊団の首領となっていた祖父は、元盗賊たちを中心にした抗日ゲリラの司令として活
動し、村を通過する日本軍の自動車を襲っていました。しかし、祖父と父を除いて、ゲリ
ラ兵たちは日本兵に打ち倒されてしまいます。

ゲリラ兵たちのために食糧を運んですぐ近くにまできていた祖母は巻き込まれ、真っ赤な
高粱畑で命を落とします。

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あらすじだけ読むとなんかすごい話ですよね。


莫言氏はこの他にも2011年に発表した「蛙鳴」が中国文学界で最も権威がある茅盾文学
賞を受賞しているそうです。

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ノーベル文学賞が期待されていた村上春樹さんが受賞できなかったのが残念ですね。

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